
【島田荘司】(しまだ そうじ):審査員長
1981年『占星術殺人事件』でデビュー。以後、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』などの「御手洗潔」シリーズ、『寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁』などの「吉敷竹史」シリーズを中心に、人気作品を多数生み出し、本格ミステリーの旗手として不動の地位を築く。「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」等を主宰し、新人発掘にも尽力している。著書に『奇想、天を動かす』『アトポス』『ロシア幽霊軍艦事件』など多数。またその作品は、韓国、中国ほかアジア圏だけでなく、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、イタリアなど数多く翻訳されベストセラーとなっている。第12回日本ミステリー文学大賞受賞。