
島田 荘司(しまだ・そうじ)
1981年『占星術殺人事件』でデビュー。以後、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』などの「御手洗潔」シリーズ、『寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁』などの「吉敷竹史」シリーズを中心に、人気作品を多数生み出し、本格ミステリーの旗手として不動の地位を築く。「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」等を主宰し、新人発掘にも尽力している。著書に『奇想、天を動かす』『アトポス』『ロシア幽霊軍艦事件』など多数。またその作品は、韓国、中国ほかアジア圏だけでなく、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、イタリアなど数多く翻訳されベストセラーとなっている。第12回日本ミステリー文学大賞受賞。

望月 麻衣(もちづき・まい)
京都在住の道産子のもの書き。日本推理作家協会会員。変格ミステリ作家クラブメンバー。『京都寺町三条のホームズ』(双葉社)が京都本大賞受賞、アニメ化。『わが家は祇園の拝み屋さん』(角川文庫)『満月珈琲店の星詠み』(文藝春秋)『京都船岡山アストロロジー』(講談社)他。

山本 巧次(やまもと・こうじ)
1960年和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。2015年『大江戸科学捜査八丁堀のおゆう』が第13回「このミステリーがすごい!」大賞隠し玉となりデビュー。同作はシリーズ化され、人気を博している。’18年『阪堺電車177号の追憶』で第6回大阪ほんま本大賞受賞。他の著書に「入舟長屋のおみわ」シリーズ、「まやかしうらない処」シリーズなどがある。